2004年 04月 24日

楽しき思い出。

とある知り合いから興味深い話を聞いた。
Nさんは子供の頃、いつも小人と遊んでいたそうだ。小人の親友の名を「オウガ」と云う。
 幼少のNさんはいつもオウガと同じくらいの大きさ(人さし指と親指で計るくらい)というか小ささになって、一緒に探検をして遊んでいたらしい。
あるとき大峡谷のような所で遊んでいると、てっぺんに出っ張りのある巨大な白い球が目の前に出現した。二人はそれによじ登ってしばらく遊ぶ。ずいぶん経ったある日、普通サイズに戻ったN少年はふとしたことから家のふすまの敷居が何かに似ていることに気づく。近づいて観察すると、その敷居のミゾはこの間オウガと一緒に遊んだ峡谷とそっくりだ。しかもそのミゾの間に小さな球体が挟まっていた。よーく見ると、それは埃をかぶった干からびたエンドウ豆だった。あの白い球そっくりの…。

 この他にも尽きないオウガとの思い出。お母さんはいつも暗闇で独りごとを言いながら遊んでいる幼い息子を心配し病院へ連れていくことも考えたらしいが、残念ながら小学校の高学年になる頃にはオウガはあまり姿を現さなくなってしまった。

私はこの話にひどく感動してしまった。
子供の頃の楽しくかつヴィヴィッドな記憶の数々。しかも小人との。(←あんまりないよねぇ) 
断っておくが、Nさんは社会的に地位も名もあるちゃんとした大人である。科学的云々いろいろ解釈はつけられると思うけど、解釈してどうなる。やっぱりオウガはいたんだね、いい話だなぁ、と納得する私。
人が何と言おうとも自分にとっての真実が現実なのだ、な〜んて思った春の夜。
[PR]

by chiori66 | 2004-04-24 19:28 | つれづれ日々の泡


<< 新記録・東京滞在7時間(うち覚...      郷土史好き(※アンモナイトのル... >>