2007年 09月 05日

君んとこには二度といくもんか!(後編)〜ありえない…。

さて、そのことを期に、私の中でH屋さんは『悪意はないが間の悪い店』とインプットされました。
一度ならず二度。偶然とはいえ、こう立て続けとはそうなかなかないことです。
そして、私のようにこんなに寛大な客というのも、なかなかいないのではないだろうかと思うのです。


それからまたしばらく経った頃、懲りない私はまたあの空間へひとりブレストをしに行きました。
前回2度の経験を踏まえ、あらかじめ入口で確認(半分は当てこすり。笑)

私「今日は上は空いてますか?いいですか?」
お兄さん「今日は空いてますのでどうぞ。でも混んできたら移動をお願いするかもしれません」
とのこと。
はいはいはい、自己責任で座らせていただきます。

さすがに今日は落ち着いて座らせてくれることだろう。たまにそれくらいのサービスしてくれてもバチはあたりません。
これでまた移動だったらギャグだな…。

と思ってコーヒー飲んでたら、





お兄さん、来ました!ほんとに来ました!!
3人組のおばさんをお兄さんの後にどやどや引き連れて。

お兄さん「すいませんが、席の移動おねがいします」

…ですって。

さすがに、座席問題で3度目。こうなると呆れてもう笑えます。

面倒なので、ボックス席の向かい側のまことに座りづらいカウンター席に移動し、とっとと飲み干して店を後にしました。

私は歓迎されていない。…らしい。


しかし納得いかないといえば、この3回にわたる座席闘争において、
お金を払い店を去る時にただの1度だって「席を移動していただいてありがとうございました」とか「いつもどーもすいませんねぇ」とか、
期待してるわけじゃないが言われた試しがないことだ。
普通の店なら言うだろう、普通。そこが普通じゃない「こだわりの店」ってことか。

それともやっぱり、もう来んな!という無言のメッセージだったのだろうか。

そして疑問だけが、頭に残りました。

なぜ先客が後から来た客に毎回場所を譲らなければならないのか?
なぜ同じお金を払って、私ばかりが店内を点々としているのか?
なぜ、なぜ、なぜ…?



で、さすがの私もそれからは行くこともなかったのですが。



もうそういった諸々もどうでもよくなるほど時間が経った昨日、
どうしても早急にアイデアをまとめなければならない懸案事項があり、外に出たついでにふとあの2階席での集中効果を思い出し、
「もう時効かも」とややおめでたい気分と「いままでのあれは幻で、今日こそは多少まともにいさせてくれるかも」という一抹の期待を持って、超ひさびさにH屋さんに寄ってみました。←往生際悪し


駐車場に車がすでに5台。混んでる。じゃ今日は2階はダメか…。

念のため解説すると、H屋さんの2階のよさは、
1)ボックス席であること、2)自然光が入ること、3)テーブルが広めなので書類が広げられること。

対する1階といえば、一人席なのでテーブルが小さく、おまけに薄暗い。
あまり考え事に集中できる環境ではありません。

さて、扉をあけて店内を見ると、1階席にすでに結構お客さんが。つまり2階は空いている。ラッキー☆
で、一応念のため、というか社交辞令的、というか自虐ネタ的、というか、たまたまそこにいたご主人に確認してみました。

私「あの、2階空いてますか?」
主「はい」
私「じゃ2階に行ってもいいですかね?」
主「いえ」
私「は?」
主「2階は4人席ですので」
私「だめなんですか?」
主「お一人様は1階にしてください」

私「・・・・・」



「・・・・・」





「・・・・・」



なぜ、
なぜ客がいちいち店主に許可を得なければならないのか?
なぜ、なぜ客が店主にいちいち叱られなければならないのか?
そもそもそれならなぜ、「お一人様は2階使用厳禁」とか張り紙しておかないのか?
君んちの辞書には「接客」の文字はないのか?!

なぜ、なぜ、なぜ、毎回毎回。
なぜ、なぜ、なぜ、私ばっかり。
なぜ、なぜ、なぜ?

瞬間、アドレナリンがドバーッと。


私「あ、そーですか!じゃ、もういいです」

と、気がつくと今入ってきた玄関を引き返している私。
店主の冷たい視線を背中に感じながら。

ああ。
私の中でH屋は終わった…。
別にいいけどさ。
もう意地でも行くもんか!!これでまた行ったらバカじゃん!
私、客としての自信そうとうなくしました…

それにしても、なぜあのサービスであの店が繁盛しているのだろう。

結局、喫茶店にお客が求めるものは何か?
あの店に関して言えばサービスではないってことだけは明白。
じゃひょっとして私以外の全員、純粋にこだわりの自家焙煎コーヒー目当て???
そうだとしたら、めちゃめちゃ民度の高い店だ!

しかしほんとになぜなんだろう。

なぜ喫茶店ごときでこんな理不尽な思いをしなければならないのだ…。

私がいつも「クリームじゃなくて牛乳をつけて下さい」って頼んでいたのがよっぽど気に入らなかったのだろうか…。

なぜ…。


口直しにM越屋へ。高いけど接客最高。(てか普通)

そう、私にとって喫茶店とは、空間・味・サービスの三位一体なのです。
一般的にそういう人が多いと思います。
その辺、ご主人とはどうも考え方が違ったようですが…
世の中には色々な店がある。そういう勉強にはなりました。

…H屋よ、呪われろ〜
いつか「はいはい道新」に投稿しちゃるでー…

(完)
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by chiori66 | 2007-09-05 00:32 | つれづれ日々の泡


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