2009年 05月 05日

おとなはこどもでできているのだ。

NHKのドキュメンタリー「わたしが子どもだったころ」が面白い。

有名人の子供時代を、本人の談と再現風ドラマで構成。意外な人の、意外な素顔とルーツが垣間見られて興味深い。
最初に観たのは、デザイナー山本寛斎氏の回。あの明るさいっぱいの山本氏の、悲惨な少年時代を回想する暗い表情にぐっと惹き付けられた。
以来、録画した分をまとめて観ている。

本日観たのは「ルー大柴」「ワダエミ」「荒俣宏」。





いやー、どれも面白かった!色々考えさせられる。

ルーのお父さんの人生の切なさ、孤高のお嬢様・恵美子の孤独…。
荒俣宏の実家なんてほんと〜に庶民で、家業のタバコ屋の店先であの知の巨人ぶりが培われたのかと思うと、もー愛しさ倍増。(あ、怪人か)

どんなうちにも歴史とドラマ、光と影はかならずあるもの。
結局、子供っていうのは大人の事情の丸写し。そこから芽が出て膨らんで、大きくなっていくんだね。
子供の頃にはわからなかった大人の事情が理解できる年になったせいか、
テレビの中の小さな目に映った親の姿の方にむしろ涙しちゃったりする。
そして、大人になってもその人の成分は、子ども時代の体験と出会い由来のものがほとんどなんだなぁ。

観ればその人が好きになっちゃうこと間違いなし。
同時に「今の自分を作ってるルーツって一体なんだろう?」を考えさせられる番組です。

新旧再放送ランダムに取り混ぜてBSと地上波で放送中。
来週の「押井守」が、今から楽しみ。(なんかヘンそう〜)


追記:
ああ、キヨシローの子供時代も観てみたかった。
嘘だろ、ベイベー。合掌。
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by chiori66 | 2009-05-05 02:35 | つれづれ日々の泡


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