カテゴリ:カンボジア旅日記( 29 )


2004年 04月 03日

4/3(その2)「禁断のクメール料理」

法要も終わると…お約束の宴会タ〜イム!!炎天下、涼しい栗の木陰でピクニック。いいねぇ!ダウィの叔父さん叔母さん、大量のいとこたち、姪っ子甥っ子とともに
地面に敷いたござの上にどこからともなく鍋やら飲み物やらタッパーが出てくる出てくる。
 がしかし、「伊藤さん、現地の食べ物はくれぐれも注意してくださいよ。食べるなら最終日にして下さい」との忠告を思い出す。ダヴィに話すと、笑いながら了解。(日本から来る派遣員の人はやはり絶対食べないらしい。)
と言いつつも「はい!」と差し出されたプラスチックカップには、なみなみとおいしそうな冷たいお水が。ああ〜、これはキビシい…。いわゆる「生水」ってやつ?飲まないと脱水症になりそうだし、飲んじゃうのもかなりリスキー。悩んだ上(約数秒)、さりげなーく車に持ってきたミネラルウォーターに入れ替えて何食わぬ顔で。ごめんねダヴィ、友情を裏切ったみたいでちょっと後ろめたいわ。

これなら大丈夫、と持ってきてくれたのが、山盛りのバゲット(フランスパン)と、さっきのお供えの豚の丸焼き(皮をぱりぱりに焼いた典型的中国風)。カンボジアはフランス植民地だったため、みんな普通にバゲットを食べる。このフランスパンに中国の焼豚をはさんでお醤油をつけて食べる。おいし〜い。まさにEast meets Westな味。
 これも食え食えと手作りクメール料理を次々勧められるのを、chioriが食あたりになったら私が殺される!とばかりにダヴィが検閲。仕方ないので、一つ二つ味見するだけで今回は見てるだけ〜(えらい、私)。私のアイドル・兼高かおるサンはポリネシアで芋虫食ってたぞ!彼女もあの美しいお姿の腸内には、バクテリアだの肝炎抗体だの色々お持ちになっていたに違いない。

ダヴィの親戚はみんな穏やかで明るく、目が知的。お父さんは印刷工場を経営していて、みんなもそこで仕事をしている。ファミリービジネスか?と尋ねたら、一同に爆笑された。なんで??
私のこの恥知らずな社交性のためか、一同とってもフレンドリー。
元手いらずの最高の外国語習得法は「スマイリング」ですぞよ、皆の衆。
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by chiori66 | 2004-04-03 19:45 | カンボジア旅日記
2004年 04月 03日

4/3(その3) 「スピリチュアル・エクスペリエンス」

a0011442_222259.jpg宴も終わり三々五々帰宅の途についた後、残った親戚でとなりのお寺にお参りに。
お寺っていっても、煮しまり系の日本のお寺とは違って、金色でぴっかぴか。屋根にはいかにもクメール的なピョンとしたお飾りが。
   中に入ると、あらびっくり!細長いお堂の壁という壁、天井という天井に超極彩色の仏教画が。文盲の人のために仏陀の生涯を絵で表現しているのかな?これある意味ロマネスク教会に近いかも。正面祭壇には、これもまた金ぴかの仏さま&others(不信心ゆえ誰かわからず)約8体位がすっくと立ってこっちを見下ろしている。仏陀の奥さん?の女性像は彩色がしてあってなんだかハリボテっぽいんだけど、美術として洗練された日本の仏像よりずっと親しみ感じる。ちょっとダヴィのママに似てない?

  ひんやりした石の床に座って、お参り開始。キム家の長男である叔父さんが中央で祈祷。祈りの言葉をいいながら、祭壇と回りに座った一同に向かって小さな花をつかんで投げる。ぱっと広がる花の香り…ジャスミンだ!今度は祈りを捧げたバケツの水を、蓮のつぼみに浸してみんなの頭にぱっと振りかけ(ちびっ子たち大興奮!私もvery happy!)。
それが終わると、叔父さんは何かを唱えたあと低い声で笑い始めた。祭壇に向かったまま、堂々となにかをみんなに語りかけている様子。ダヴィが説明するには、家族の中で叔父さんとお母さんは、神というかspiritと交信できるらしい。先祖のことばを、体を通してみんなに語りかける。つまりはシャーマンなんだね。
彼女自身は理性的には信じていないけれど、現象/感覚的にはfamilyとはそういうものなんだと自然に理解していると言う。だって普段は踊れないおかあさんが、その時には古い踊りを踊れたりとても素敵な声で語ったりするのを見ているから。
へえぇと感心。信じようが信じまいが、この素朴なアジアの片隅で、明るい日差しと風が吹き抜けるこの場所で祖先が叔父さんの体を借りて家族に語るのを見ていると、日本のマスコミがセンセーショナルに取り上げる心霊現象とは全然違って、「そういうことも自然のうち」(もっといえば宇宙の一部)という気持ちになってしまう。こういうところから信心って生まれるのかも。ちょっと感極まるよ。

 叔父さんがぱっと元のシャイな叔父さんにもどると、今度はさっきのバケツを外に持っていってその水で顔を洗う。この水ですべてが清められる。頭にもびちゃびちゃと水をかぶってチビッコらまたしても大興奮。
それからのんびり歩いて栗の木の下で、みんなでだらだらお昼寝のひととき。デジカメで親戚一同の記念写真を撮ってあげて(ビッグスマイル!)、明日もうちに来いとお誘い受ける。お片づけのあと車でプノンペンに帰る。
けだるいけど爽やかな午後。
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by chiori66 | 2004-04-03 19:44 | カンボジア旅日記
2004年 04月 03日

これ、日本でもいけまっせ!

「くずもち風ぷるぷる寒天」(名称不明)
状況:お昼の宴会のデザートに、パイナップル添えで。
見た目:フレッシュなグリーンのバナナの葉に包まれて(笹寿司状)、開くと半透明な寒天(約4cm角)の中に黄色い豆のあんが透けて見えて、いかにも涼しげな感じ。夏のお菓子ですね。
味:ほんのりした甘さ。つるんとした口あたりが心地よい。
ぷるぷる度★★★ 総合判定★★☆
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by chiori66 | 2004-04-03 04:17 | カンボジア旅日記
2004年 04月 03日

内陸なのに、海賊がいっぱい。

8時にホテルに迎えがくるので、必死になって朝の支度。ほんとに必死。通りはすでに人とバイクがいっぱい。これを機会に、夜型の日本での生活を改めよう(と、とりあえず誓っておく)。

午前中は関係各所に挨拶にいったり、機材のセッティング等で終わり。
お昼に、これから日本に帰国する講師2人の送別会におじゃま。川沿いのレストラン(泥色の川ですが)は椰子や竹で編んだような半分屋外のトロピックかつ地元的な感じ。(007でボンドがガールといちゃいちゃしてそうな(笑))カウンターパートと呼ばれるプロジェクトの現地参加スタッフ(省内の職員さんたち)と日本人、総勢10数名で宴会。クメール(カンボジア)料理は、辛いタイ料理とは違って味はマイルド、ちょっと中華的テイスト&ベトナム料理みたいな野菜感もある。
送別会はとてもなごやか・笑いでいっぱいで、あぁこういう偽りなく気持ちのいいひとときって素直にいいなぁと思った。風がなまぬる〜く頬をなでていく感じも。

午後は事務所で機材調整。昨日の欠陥品だったIllustrator、困っていたら事務所のIT少年・スロス(かわいいんだ、これがまた)が解決のアジア的最終切り札を提示:曰く「某所で仕入れる」。某所、それはここでは言えませんが。数時間後、修正テープの上に手書きで訂正されたシリアル番号つき(裏技)のIllustrator正規品のディスクと、カラーコピー製カバーのディスクが机の上に。すごい。ちょっと感動。結局正規のディスクでインストールできて円満解決。よかった、お縄頂戴免れて(一応役所だから)。
外暑く内寒いので冷房病になりそう。頭痛。そろそろ疲れが出てきたかも。さぁ週末に逃げ込もう。
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by chiori66 | 2004-04-03 04:16 | カンボジア旅日記
2004年 04月 02日

汎アジア的郷愁の味。

カンボジアの人は甘いものが大好きみたい。それもかなり激甘。暑さに何か効果でもあるのかな。

「おしるこ」(名前聞いたけど覚えられず)
状況:講座の休憩時間のお茶タイムに、ドンと。
見た目:うす黄色の一見汁気の多い穀物のおかゆ風で、あまり美味しそうには見えない。小豆(に相当する豆?)の色が日本より薄い。ところどころにプルプルした小さな寒天ゼリー片が混ざっている。
味:ほとんど日本のおしること同じ。ココナツミルクが入ってるかもl。素朴な甘み、ふつーにおいしい。渋茶を欲す。
総合判定★★☆
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by chiori66 | 2004-04-02 03:07 | カンボジア旅日記
2004年 04月 02日

4/1 任務初日

今日からさっそく仕事始め。こっちは8時始業、うへ〜。
何の仕事かといえば、JICAの短期専門家派遣というもの。今回は「ジェンダー主流化プロジェクト」の一環として、男女平等参画の政策立案のために必要な基礎的な知識や能力向上の支援を、政府機関各省庁の職員さんたちにする。(わかります?)

私の場合は「コンピュータの専門家」ということになっています…(笑えるでしょ!)
平たくいうと、Adobe IllustratorとかPhotoshopとかを使ったDTP(パソコンで印刷物を制作)の基本を、デザインには素人である職員さんたちに教える。
そうそう、だから勤務地は「女性・退役軍人省」という、ちっちゃいけど一応政府の建物
の中にあるのだ。えっへん!

今回用に購入しておいてもらったソフト、嫌な予感が的中、案の定バージョン7とか10じゃなくて最新版の「CS」だった。自動車学校の教習車がいきなりフェラーリ、みたいな。トホホ。
今日の午前中は6台のPC全部にちゃっちゃとインストール大会、のはずがIllustratorがシリアル番号欠陥品で作業ストップ。トホホ×2。

午後は、先に行われていた統計学のワークショップ修了講座で、カンボジア人受講生(各省職員。おじさんおばさん含む)によるプレゼンテーションを見学。ここでも「専門家の先生」と誇大に紹介される。ま、いっか。
発表内容は、ある地方の農村における住民調査をもとにしたジェンダー問題の分析。男女の教育の不平等とか、男女の労働や報酬の不平等とか。うるるん滞在記に出てくるようなびっくりするほど田舎な村の現状を聞いていると、カンボジアの問題(の一部)が浮き彫りに。やっぱり教育問題は大きいね。

●印象に残った受講生のひとこと:
“Education is a precious worth that can be not stolen"
(教育は、盗まれることのない貴重な財産です)
盗まれない、っていうのがミソですね〜。お国柄?

初日にしてはすっかり馴染んじゃって、運転手のハック(後日紹介)はもう私の手下だぞ! よしよし、幸先グッド。
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by chiori66 | 2004-04-02 03:02 | カンボジア旅日記
2004年 04月 01日

カンボジア上陸

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バンコクで乗り換えてプノンペンへ。
同じタイ航空なのに、今度は乗ったとたんにタイ料理屋の匂いが充満していた。
さっきの国際線が何から何まで1軍なら、こっちはいかにも2軍って感じ。たった55分のフライトなのに機内食が出た。あれはつまりタイ米の香りだったのね。
辛〜。機内食なのに容赦ない辛さ。タイじゃお年寄りも子供もこんなの食べているのか?

飛行機はプノンペン上空へ。
空から見るとかなり赤茶けて「土」の感じ。たぶんこれ、メコン川だと思います。
このの〜んびりとした大地が今も地雷原だったりするなんて、考えるとちょっと切ない。(都市部はほとんど除去されたらしいけど)

いよいよ来たぞ、カンボジア!

かなり真新しい空港から市街地に入ってくると、うわぁ、面白すぎる!!!
なんじゃこりゃ〜、なバイクの群れ。3人乗り4人乗りあたりまえ!
わけわかんないけど楽しい!(詳細は、待て次回)
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by chiori66 | 2004-04-01 02:16 | カンボジア旅日記
2004年 04月 01日

3/31成田発バンコク行き。タイ航空。

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乗ってしまった。
どうしよう、この飛行機が意表をついたテロにあってしまったら…と考えたのも束の間、
ところで、タイ人かっこいい〜。(※論理の飛躍)
私が嫁にするなら絶対タイ人の奥さん!って瞬時に思った。かわいくて優しくて女の子っぽい。話し方もキュート。ああ、タイ人になりた〜い!
男もきびきびしててかっこいい。顔の感じが「段田段」。(段田段がかっこいいかどうかは別問題ですけど)

噂どおりのタイ航空のスチュワーデスさんたちの美しい制服、ごらんあそばせ。サービス最高。デザインもセンス抜群、特に色。最後には女性客全員に王室のシンボル・蘭の生コサージュまで配られちゃって、うかれる私。顧客満足度の高い(←日経的表現)フライトでございました。
…で、飛行機を降りると
あぢー!外気35℃? タイ、暖房ききすぎ〜!!
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by chiori66 | 2004-04-01 02:06 | カンボジア旅日記
2004年 03月 31日

旅の始まり・冒険・ワクワク・アディクション化@雨の成田

いよいよ出発。
わりと旅馴れているはずの私ですが、初アジアのカンボジアはまるで想像がつかず。膨らむ妄想。
到着したらこのどきどき感が消滅してしまうかもしれないので、とりあえず成田でひとことコメントしとこう。
この出発直前のわくわく感ってたまらない。旅こそ人生!とか叫びたくなる。
今の私の気持ちをジャスト代弁してくれているのはまさしく「奥の細道」前文!
そして頭の中では「兼高かおる・世界の旅」のテーマがリピート(しかもパンナム機)!

あ、ちがった、これは旅じゃなくてお仕事でした(しかもかなり堅め)。
しっかりやってきます。
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by chiori66 | 2004-03-31 07:54 | カンボジア旅日記